カステラの作り方

query_builder 2024/10/23
カステラの作り方

こんにちは、クリマのパティシエが、クリマの厨房からお届けいたします。


今回は、カステラの製造方法についてご紹介します。

カステラは表面が平らですよね。でも普通の焼き菓子であれば焼いているときに表面が膨らんでいくのが普通です。では、なぜカステラは膨らまずに平らに焼きあがっているのでしょうか。

普通の焼き菓子なら、窯に入れてから焼きあがるまで窯を開けることはあまりしないと思うのですが 実は、カステラは窯に入れてから6回窯を開けて職人の手で作業をしているのです。それは、どういったことかといいますと、まず三度の泡きりという作業があり窯の温度が下がらないように手早くカステラをしゃくのようなもので下にひいたザラメを動かさないように生地だけを攪拌します。そうやって生地全体の温度を一定にするのです。この時、職人は窯の温度にさらされながらも窯の中に手をいれかき混ぜます。そして窯は、開けられているわけですので温度がどんどん下がっていくのでいかに正確に手早くするのかが職人技です。これを焼成中に三回行います。そしてその後、焼き目がついたらそれ以上表面を焦がさないように木枠をたし鉄板で蓋をします。その後も焼き続けますが、カステラと鉄板の間の温度を調整するためにガス抜きという作業を職人のタイミングで三回行います。そういった工程を得てカステラは表面が盛り上がることなく平らに表面の焦げ目の色も焦げすぎることなく調整され焼きあがります。

そうやって一枚約60㎝×60㎝の大きなカステラが焼きあがります。

皆様に美味しいという幸せをお届けしたい想いを込めて一枚、一枚、この手作業をおこなって焼き上げております。想いを形に そして美味しいを届けたい。

あなたにも そしてあなたの大切な人にも。

『美味しいというしあわせがあなたとその大切な人にとどきますように』

機会あれば、クリマのカステラを大切な人に贈ってみませんか?

ご来店お待ちしております。

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CLIMAT

住所:三重県度会郡度会町棚橋783-1

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